SAPIX→鉄緑→9月からボーディングスクール留学のえるです!(準備期間5ヶ月弱)
前回『はじめまして、えるです。』という初投稿から私のボーディングスクール受験体験記は始まりました。今回は予告した通り、一つ目の難関である志望校決めについて話していきたいと思います!
(お気づきの方もいるかもしれませんが、AMEBAのlisaanytimeは私です笑。)
そもそもボーディングスクールを目指し始めた当初(22′ 8月)、私の知っている学校は2つだけでした。
St. Paul’s と Choate Rosemary hall です。St. Paul’sはボーディングスクールを目指すきっかけとなった学校ですし、Choateは多くの日本の学校と提携を行なっているからです。(残念ながら私の学校とはしていませんが。。。)そのため、とりあえずその2つは受けよう、と最初から決めていました。
問題はその他の学校です。受験料もそれなりにかかりますから簡単には決められません。
よくわかっていなかったので、トップスクールに入れたら良いなあ、などと呑気に思っていました。そのため、テンスクルーズの存在を知った瞬間10校全部受けようかな、という考えがよぎりました。でも、10校全部難関校は御三家だけを受けているのと同じです!流石にそれはまずいと直感的にさとり安全校を探してみることにしました。
しかし、ネットで調べても出てくるのはテンスクールズのことばかり。まるで参考になりません。一応意味のありそうな学校ランキング(Niche: https://www.niche.com/k12/search/tabs-boarding-schools/)を見て、20〜40位のところから適当に選びました。
上記の方法は全てが!間違っていますが、その際に注意すべき点があります。
それは、細かい学校ランキングを気にしてしまうことです。20位でも、34位でも、40位でも、生徒や学校の教育水準に大きな差は言うほどありません。その順位をおそらく構成しているであろう要素を自ら直接調査する方が各学校の特徴を掴むことに繋がります。そうすることにより、自分と学校の相性がなんとなくですが、分かってくるのです。
先述の要素とは、教育方針、カリキュラム、大学合格実績、寄付金総額、立地、生徒数、留学生の割合、生徒の満足度 etc. のことを指します。(あと10くらいあるかも?笑)
当然大学合格実績は無視できません。
今回はそれ以外で私が特に重要視した、2つについて集中的に説明します。
1.寄付金総額
寄付金総額が多いということはそれだけ、学校の設備や教師、生徒の質が高いことを意味していると私は考えています。
そして、いくつかの学校を訪問して感じたのは、やはり設備の重要性です。
行くまではどこも広大なので、特に気にしていませんでしたが、いざ行ってみると違いました。3、4年そのキャンパスで過ごすことを実際に想像すると、食事の質、寄宿舎の質、スポーツ施設や図書館、気になるところはたくさんあります!Mercersburg(https://www.mercersburg.edu/)のように期待を大きく上回るところもあれば、様々でしたが、行き着くところは同じでした。心地の良い学校生活を想像出来たのは外観も中身も非常に美しく、設備の整った学校です!そしてその多くは、寄付金の多い学校でした。学業のレベルは同じであれば、尚更快適な方が良いですよね?笑。
生徒、教師の質の高さですが、寄付金が多ければ、学校側が出せる奨学金も潤沢でしょう。高い給料を払って質の高い教師を集めることもできるのではないでしょうか。(奨学金に関する諸注意は今後のブログで触れるつもりです)
メリットは他にもあると思いますが、とにかく寄付金総額をチェックすることはお勧めします。
2.通っている生徒の満足度
多くの学校がオンラインでセッションを頻繁に開催してくれますが、正直得られる情報は寮のシステムと教育方針程度です。私は何回も何回も参加しましたが、時間があれば一度参加するくらいで良かったと思います。私が挙げた「要素」の大体がwebsiteを見れば分かることばかりなので、当然セッションでさほど新しい発見はないでしょう。(Choate(https://www.choate.edu/)のような例外もありました)Choateの驚きのセッションについては別のタイミングで語らせて下さい!また、websiteでの効果的な検索の仕方は別の機会に!
人によると思いますが、学校の雰囲気や生徒の学校に対する満足度はある程度重要だと私は思っていました。みなさんもNicheで見ればそれもすぐにわかりますが、軽視するべきではないと思います。
学校訪問の際も、満足度や安全性が高いと表記されていた学校(Nicheによる)では生徒や教師が非常にフレンドリーでしたし安心感がありました。特にテンスクールズなどはどこも競争が激しいはずです。その中でどれだけ安心して満足のいく学校生活が送れるか、というのは非常に大事なデータだと思います。
ご参考までに、私の受けた学校のリストは無謀なものでしたが、公開させていただきます。
Choate, St. Paul’s, Exeter, Andover, Lawrenceville, Loomis, Hotchkiss(テンスクールズ)
Kent, Mercersburg(その他東海岸)
Cate(西海岸)
受けすぎです!
ちなみに私のアメリカ人の友人は6校受け、そのうちテンスクールズは3校です。ただ、彼らは学校選定の際に学校訪問を何度もしていたりするので簡単に絞れるのでは?と思います。
ですので負担でなければやはり8校ほどでしょうか。(※個人の見解)
その中に自分に合う学校があるはずです!
ただ私にはここまでテンスクールズに拘った理由がありました!!
次回予告
1. なぜテンスクールズじゃないといけなかったの??
2. いい感じのPROFILE作り! どうやる?
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